妊娠中の体調の変化
現在妊娠7ヶ月。
妊娠前には知らなかった体調の変化がたくさん起きているので、忘れてしまう前に書き留めておきたい。
この先、妊娠中のことをすっかり忘れてしまっても、妊婦の人のことが少しでも分かるように。
《妊娠2ヶ月》
・37度前後の微熱とだるさ
→対策:なし。
高温期の継続によるものなので仕方ない。5ヶ月くらいには落ち着く。
《妊娠3〜4ヶ月》
・嗅覚が敏感になる
→対策:マスク。
排気ガス、電車・バスの中の臭い、タバコ、それとなぜかコンビニの店内の臭いに非常に反応し、吐き気を催した。
マスクの臭いでも吐き気がするので、買ってきたマスクは干して臭いを飛ばし、日に2〜3回新しいものと交換した。マスクの内側をエタノールで拭いたりも。
いわゆるつわり。仕方ないのでひたすら我慢。
幸い食品には反応せず、普段は感じないスパイスの香りを嗅ぎ分けられて楽しい。
・空腹時の吐き気
→対策:間食。
夕方にお腹が空くと気持ち悪くなるので、毎日残業時間帯におにぎり1個程の間食をとった。
その他仕事中でも食べられるキシリクリスタル(ノンシュガーで歯に優しい)、小袋入りのこんにゃくゼリーを重宝。
・満腹時の動悸
→対策:お腹いっぱい食べない。
満腹になると食後に動悸と吐き気がくるので、食べる量を減らした。
・偏頭痛
→対策:睡眠リズムを崩さない。きたら寝る。どうしても辛いときはカロナール。
約5年ぶりに閃輝暗点付きの偏頭痛がきた。おそらくホルモンバランスの影響?
カロナールがなかったのでひたすら寝てやり過ごす。また、寝不足、寝すぎを避けるよう気をつけた。
・夜の頻尿
→対策:なし。
夜中にトイレに起きる。そういうもんかと割り切って水は普通に飲んでいた。
・動悸、息切れ
→対策:なし。
満腹時以外も動悸と息切れで階段の上りがきつく、通勤時は端っこをゆっくり歩くようにした。
・服が入らない
→対策:ゴムウエストのスカート、マタニティパンツを購入。
お腹が出る前から腰回りが広がり、それまでの服がきつくなった。ホルモンの影響で骨盤が開くらしい。こうしてかーちゃんのお尻になっていくのだ。
・胃痛
→対策:油物を避ける。
辛くないインドカレー、串揚げ、天ぷらを食べた晩は胃痛で眠れなかった。
妊娠中は消化機能が落ちるらしく、質の良い油であっても後がつらい。でもおいしい。我慢。
《妊娠5〜6ヶ月》
・歯茎の出血
→対策:丁寧に歯磨き。コンクールシリーズ導入。
歯磨きには気をつけていたものの、親知らずフロッシング時の出血が続き、歯科検診のプロービングでも3箇所から普段はない出血が見られた。
親知らず周辺は今までよりも時間をかけてタフトブラシで磨き、朝晩の歯磨き粉はナチュラル低刺激なオーラルピースから、細菌への効果がより強いコンクールジェルコートに変更した。
他、うがい薬のコンクールFと、歯茎の下がり防止に昼の歯磨きにはリペリオも導入して、今ではすっかりコンクール信者。
・脳貧血
→対策:立ちっぱなしを避ける。電車で携帯を見ない。
貧血はないが、電車の中や料理中、買い物中に動悸・立ちくらみ・目の前が暗くなる症状が出やすい。
できるだけ座ったり横になったりすると落ち着く。
電車・バスの中で携帯や本を見るとなりやすい。休みの日に1日ごろごろしてからスーパーに行ってもなりやすい。
・腰痛
→対策:冷やさない。背の高い椅子を避ける。
妊娠してから、ときどき腰痛を感じる。
腰回りが冷えると強くなるので、タイツ+毛糸のパンツ、腹巻でガード。
足がつかない背もたれのない椅子に長時間座った日は、人生初の座骨神経痛を経験。(腰から腿の裏、ふくらはぎ、足首にかけて、座っても立っても寝ても痛む。)
・動悸、息切れ
→対策:ゆっくり歩く。
動悸息切れ再燃。この時期のものはより一般的だとおもう。
児が大きくなって母体の体重も増え、血液量が増して心臓の負担が増えるらしい。
仕方ないのでのんびりあるく。
《妊娠7ヶ月》
・アレルギー
→対策:こまめに水でうがい。マスク。鼻呼吸。
喉の痛みで夜中目が覚め、朝起きると声が平泉成になっている日が続いた。喉は腫れて咳も激しいが、熱はない。
耳鼻科にかかると、アレルギー性の鼻づまりが原因で睡眠中口呼吸になり、喉が乾燥しているらしい。
こまめに冷たい水でうがいして、水を飲んだりマスクをしたりして喉を潤すことで改善するそうなので、実践中。
逆に喉が温まると悪化するらしい。
先生いわく、妊娠中は水分の代謝が悪くむくみやすいので、こういう症状が出やすいらしい。授乳中も同じ感じになると思うよ、とのこと。
なお、先にかかりつけの産科にかかったところ問診だけで欲しい漢方を聞かれただけであまり意味がなかった。(とりあえず桔梗湯と小青竜湯をいただいた。)
とりあえず以上。随時更新していけたら。
日によって変動するけど、それなりにいろいろある日々。
ひとつの体に2人で同居して、体が変化していくのは不思議で、大変だけど楽しい。日々、子が大きくなっていくのを体で感じられるのも嬉しい。
元気に生まれてきますように。
結婚式費用のこと
おいしかったスープ
備忘録。
・熟したトマト大 2個
・ある野菜 いろいろ、鍋に入るだけ。
今回→キャベツ1/3玉、玉ねぎ1個、にんじん1本、ブロッコリーの芯 1株分
・ラム肉厚切り焼肉用 1パック
・マギーブイヨン 2個
・オリーブオイルと塩と適当なスパイス、ハーブ
・ラム肉を一口大に切り、ビニール袋でオリーブオイルと塩と適当なスパイス(今回はクミンとパウダーのコリアンダー)に漬ける
・キャベツと玉ねぎざく切り、にんじん乱切り、ブロッコリーの芯は硬い皮を剥いて一口大。
・野菜の皮とか芯とかヘタとかしっぽと水400ccくらいを圧力鍋で煮る。(強い方の目盛りで3分キープ後、ほったらかして減圧)野菜のだしがでる。
・圧力鍋から野菜くずを取り除く。ここで野菜くずを絞ると嵩がへって捨てやすく、うまみも出そうな気がする。
・フライパンに油とクミンシードを熱して、クミンがぱちぱちし出したらラム肉を入れて焼き目をつける。出てきた油はキッチンペーパーで拭く。玉ねぎにんじんブロッコ芯も一緒に炒める。
(実際はフライパンが小さくて炒められず、混ぜてフタして蒸し焼きしただけ)
・圧力鍋にトマトを手で崩しながら入れる。今回湯むきなし。キャベツを底に並べる。炒めたラム肉と野菜、あとカルダモン2粒を入れる。スープは少なく見えるけど、加圧すると野菜からいっぱい水分が出るので問題なかった。
・フタをして圧力の目盛りの強い方で5分弱くらい加圧後、火を止めて圧が抜けるのを待つ。
・圧が抜けたらマギーブイヨン2つを入れて、ローリエも2枚入れて少し煮込む。味を見て必要なら塩コショウ。今回は塩コショウなし。完成!
歯磨きのこと
通いたくなる(スケーリングがめちゃうまい)衛生士さんに出会って以来、歯磨きにはまっている。
隣接面の手入れが大事。
普通の歯ブラシだけでは完璧に磨いても6割の汚れしか除去できない。
歯間のせまいところにはフロス、広いところには歯間ブラシが必須。
歯の生え際の汚れおとしも大事。タフトブラシは重宝。がたついた部分と親知らずにも便利。
あとは2ヶ月に一度くらい、歯磨きで取りきれない汚れを歯医者さんでとってもらう。
手間と時間と多少のお金は使うけど、本来必要だった努力で、じゅうぶん割に合う。
いままで歯のメンテナンスを不当に軽んじていたことを反省。
全身の健康を考えるうえでも歯は重要。
大腸ポリープ
30代前半の家族が健康診断で便潜血+となり、内視鏡検査の結果、大腸ポリープが見つかった。大きさは15mmだった。これにがん細胞が含まれるかは、術後の細胞診によって明らかになる。切除に伴う出血の可能性を見越し、日を改めて内視鏡手術を行うこととなったが、今回の件には大変肝を冷やした。
実は2〜3年前から便潜血が出ていたが、痔だろうと高をくくって放置していたのだ。精検があと1年、2年、3年遅かったら、と考えるとぞっとする。もっと早く、もっと強く受診を勧めるべきだった。責任を感じている。
大腸ポリープは大きくなるほどがん化のリスクが上がり、20mmを超えるとがん細胞を含む可能性が高まるという。20代後半から30代にかけての発症例もあり、近年明らかな増加傾向にあるそうだ。
進行すると転移が生じ、まずは患部付近のリンパ節、次いで血行に乗ると肝臓、肺などへ広がる。
内視鏡検査で進行が認められた場合、術前にPETなどの画像診断を行い、転移の状況が確認される。 原則として手術による切除を要するが、進行の度合いに応じて内視鏡から腹腔鏡、開腹といくつかの術式の中から選択される。
術後は化学療法を併用する場合が多いようだ。身体にポートという点滴の注入口を一定期間留置し、抗がん剤を長時間点滴するという。
進行するほどに入院加療及び複数回かつ長期の通院が必要となり、本人、家族ともに負担が増す。
30代以上では健康診断での便潜血検査を受けられる方が多いと思うが、ポリープがあっても陰性になることは珍しくないという。運動不足、肥満体型、肉中心の食生活がリスク因子である。今回の件を受け、毎年健康診断を受診していても、30歳を超えたら内視鏡検査を受け、その後も2〜3年に一度は確認すべきだと思った。大腸ポリープ〜大腸がんは若くても人ごとではない。
小さいうちに見つかればその場で切除できるため身体的・経済的・精神的負担が抑えられ、がん化の恐れも少ない。とにかくとにかく、早く見つけることが肝要だと身に沁みた。