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大腸ポリープ

30代前半の家族が健康診断で便潜血+となり、内視鏡検査の結果、大腸ポリープが見つかった。大きさは15mmだった。これにがん細胞が含まれるかは、術後の細胞診によって明らかになる。切除に伴う出血の可能性を見越し、日を改めて内視鏡手術を行うこととなったが、今回の件には大変肝を冷やした。


実は2〜3年前から便潜血が出ていたが、痔だろうと高をくくって放置していたのだ。精検があと1年、2年、3年遅かったら、と考えるとぞっとする。もっと早く、もっと強く受診を勧めるべきだった。責任を感じている。


大腸ポリープは大きくなるほどがん化のリスクが上がり、20mmを超えるとがん細胞を含む可能性が高まるという。20代後半から30代にかけての発症例もあり、近年明らかな増加傾向にあるそうだ。

進行すると転移が生じ、まずは患部付近のリンパ節、次いで血行に乗ると肝臓、肺などへ広がる。

内視鏡検査で進行が認められた場合、術前にPETなどの画像診断を行い、転移の状況が確認される。 原則として手術による切除を要するが、進行の度合いに応じて内視鏡から腹腔鏡、開腹といくつかの術式の中から選択される。

術後は化学療法を併用する場合が多いようだ。身体にポートという点滴の注入口を一定期間留置し、抗がん剤を長時間点滴するという。

進行するほどに入院加療及び複数回かつ長期の通院が必要となり、本人、家族ともに負担が増す。


30代以上では健康診断での便潜血検査を受けられる方が多いと思うが、ポリープがあっても陰性になることは珍しくないという。運動不足、肥満体型、肉中心の食生活がリスク因子である。今回の件を受け、毎年健康診断を受診していても、30歳を超えたら内視鏡検査を受け、その後も2〜3年に一度は確認すべきだと思った。大腸ポリープ〜大腸がんは若くても人ごとではない。

小さいうちに見つかればその場で切除できるため身体的・経済的・精神的負担が抑えられ、がん化の恐れも少ない。とにかくとにかく、早く見つけることが肝要だと身に沁みた。